tsumiki という、JPYC で記事を応援できるブログプラットフォームを公開しました。
何が違うのか
ブログサービスはすでに山ほどあります。なぜわざわざ新しく作ったのか。一番分かりやすい違いは 手数料の構造 です。
tsumiki は 「読者が運営に分けるかどうかを選べる」 という構造にしました。デフォルトでは「書き手 + 運営にも分ける(運営 10%)」が選択されていますが、ボタン一つで 「書き手にすべて渡す(運営 0%)」 に切り替えられます。
これは僕が知る限り、他のプラットフォームには存在しない選択肢です。
なぜそれができるのか
tsumiki は読者から書き手への応援を JPYC(日本円ステーブルコイン) で送ります。仕組みとしては、読者の MetaMask などのウォレットから、書き手のウォレットに 直接 送られます。tsumiki のサーバーは 1 円も預かっていません。
これがどういう意味を持つかというと
少額が成立する。クレジットカード決済だと 5 円の投げ銭は手数料負けして無理です。JPYC なら可能です(tsumiki の応援は 5 円から設定できます)
送金が即座に書き手に届く。月末締めも振込手数料の天引きもありません
運営が中間に立たないので、運営手数料を任意にできる。普通のプラットフォームは「運営の口座を経由してから書き手に振り込む」構造なので、手数料を取らないと送金できません。tsumiki はその構造を持たないので、手数料 0% という選択肢を提示できる
有料記事だけは必ず手数料を頂きます
有料記事の販売(100〜10,000 円)については、運営手数料 5% を必ず頂戴します。 こちらは opt-in にしていません。
理由は 2 つあります
有料記事は他のサービスと同じ 「コンテンツ販売プラットフォームの利用料」 の性質を持っており、運営側にもサービス維持コストの責任が発生します
5% は国内の同種サービスと比べると最安水準だと思います
サーバ代、ドメイン、外部 API 利用料、メンテナンス工数、その他もろもろがあるので、ここはご理解ください。
JPYC を社会に浸透させたい
手数料の他にもう一つ、tsumiki を作っている個人的なモチベーションを書きます。
JPYC をもっと普通の人が日常で触れるものにしたい、という気持ちがあります。
コインや暗号資産というと、まだ「投機」「自己責任の世界」のイメージが強いです。でも、本来ステーブルコインって 「インターネット上で使える、安価で速い、円建ての送金手段」 のはずで、日常のちょっとした送金にこそ価値があるはず。
「数円の応援を書き手に送る」って、まさにそういう「日常のちょっとした送金」の典型例だと思っています。クレカでは無理、銀行振込でも無理、JPYC ならできる。tsumiki が、その入り口の一つになれるといいなと思っています。
ウォレットを初めて触るという方でも、MetaMask を入れて Polygon に JPYC を少し用意すれば、5 円から記事を応援できます。「ウォレットって何?」というところから始まる人にとっての、わりとマイルドな実用デビューの場として使ってもらえたら嬉しいです。
こんな機能が欲しい、というのを聞かせてください
tsumiki はまだ公開したばかりで、コア機能(記事 / 応援 / コメント / フォロー / 検索)が動いている状態です。これから何を優先して作るかは、実際に使ってくれる人の声でかなり変わると思っています。
「こういう機能があれば書きたい/読みたい/応援したい」 という要望があれば、この記事のコメント欄か、応援と一緒に投げてもらえると本当に助かります。
数円の応援が、この記事の続きを書く力になります。よろしくお願いします。